『犬も歩けば棒に当たる』 ~辺りを見回してみよう!面白いことがいっぱいあるぞ!~

toubouroku.exblog.jp
ブログトップ

タグ:岩 ( 1 ) タグの人気記事


2006年 09月 20日

山からの便り

f0068075_22134284.jpg

 十三峠越えの道を登って行くと頂上付近に倒木が何年も前から道を塞いでいる。 我々はここを潜って登らないと峠へは出られないのだ。 この木は台風で倒れたままになっており、以来横倒しになったままこの山にもたれて年月を過ごしてきたのだ。 行政も人や集落に被害が無ければあるがままの姿を容認している。 ここを越えて登って行く人はこの山の自然の息吹を感じつつこの木を潜って行くのである。 
f0068075_22143238.jpg

 山は不思議なことだらけで、より不思議さが増えこそすれ、登るたびに飽きるということを感じたことは一度もない。 もう何度登ったか知れず、また、何度もそこを見ているのに気が付かなかったことがいっぱいある。 この板根(ばんこん)もその一つである。 熱帯では根を深く下ろすことができないため、根が幹を支えるために板状の板根を形成して木を支えるのだそうだ。 ここは熱帯ではないが、この板根はもしかすると、この木の下の土壌が非常に薄く、深くないところに岩が迫っているのかも知れない。
f0068075_22145464.jpg

 頂上付近にまで行くとこのような岩石の路頭が見られる。 しかし、良く見ると、無数の縦に走るひび割れがどれにも走っていることに気付く。 この岩は巨大な地下のエネルギーが暴走することによってこのような縦のひび割れが一律に生じたのである。 一見穏やかなこの生駒山地も、このような徴を探して行くと過去に極めて大きな地殻変動の上に大阪側からみて奈良側が持ち上がったこと、その時に岩石が巨大な運動エネルギーを受け、破砕されたのだと言うことを眺めていると、自然の表現しようのないくらいの大きな姿に立ち止まってしまうのだ。

【PS】 帰り道いつもコノハズクが止まっていると足取りが軽くなる。 今日は拙宅の娘の上を羽を広げて飛んで見せたと興奮していた。 彼等狩人の勇姿を一度見ると人は思わず興奮してしまうものだ。
 そうそう、山ではもう彼岸花が咲いていました。 秋、早いんですねェ!
[PR]

by usasho | 2006-09-20 22:13 | 自然