『犬も歩けば棒に当たる』 ~辺りを見回してみよう!面白いことがいっぱいあるぞ!~

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カテゴリ:身の回りの世界から( 6 )


2009年 12月 06日

ある冬の日に

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 とうとう冬がやってきた。 玉串川沿いの木々も一枚、また一枚と一夜毎、北風毎に葉っぱを通路や河面に散り敷いてゆく。
 しかし、この木だけが何故か、頑なに赤く染まった葉っぱを付けたままになっている。 最後の一枚でなく、最後の一本だけと言うところが良い!
 だが、この一本も何時かはその葉っぱを手放す時がやってくる。 毎朝、この紅葉をチラッと見て、駅に急ぐ。 この木から赤くなった小さな葉っぱが風に舞う時はきっと雪でも降ってくるのであろうか。
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by usasho | 2009-12-06 23:42 | 身の回りの世界から
2009年 11月 08日

巡る季節

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 何気ない、見慣れた光景にふと立ち止まるとき、巡る季節の風情に驚かずにはいられない。
 本当に、つい先程見たような気がした桜花の下のさんざめきが、もう葉に色を付けて一枚、一枚と舞い落ちようとしているのだ。 そう言えば朝日が昇るのも遅くなったし、夕暮れが辺りを覆うのも早くなった。
 北の方からは降雪の便りも聞いた。 珍しくなったとはいえ、一度くらいはこの辺りにも雪が舞うのであろう。 寒い川の中を小鷺が食べ物を探して足で泥の中をしきりに探るように歩くのももうすぐだ。
 
 近頃はこんな何でもない光景を、あるがままに素直に眺めることが出来るようになった。
 年のせいなのであろうか。

 今年の春から取り組んできた仕事があり、しばらくの間、ネットをお休みしていた。 ところが、いざ再開しようとすると、大切な暗号を忘れてしまい、入力サイトを開くことが出来なくなったのです。 奮起して、家捜しの末、やっとの事でヒントを見付け、必死の探索の末やっと暗号を取り戻しました。
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by usasho | 2009-11-08 22:30 | 身の回りの世界から
2009年 05月 06日

巡り来る花の下で

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 蕾をつけた木々が早朝の風に揺れている。 ただ、彼等をじっと眺めているだけで、みょうにこの胸騒ぎがするのは一体何故なのだろうか。
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 風も無く穏やかな早朝、斜め投げ掛ける光の中で、一斉に開き始めた花達が静かに休らう。 この静謐な朝の一時を楽しむべし。
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 彼等をただ眺めているだけで、もうこれ以上の言葉を継ぐ必要が無くなる。 花はただただ語らずに眺めるべし。 爛漫たる花々の声をただただ聞くべし!
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 一時の宴が済むと、辺りは装いを一変させる。初々しい若葉が朝の光を気怠そうに受けてそよぐ。
毎年めぐるこの花達との対話を今年も交わすことが出来た喜びは、またひとしおで目をつむりゆっくりとかみ締めて味わってみる。 しみじみとした時の流れが私の周りをひとしきり巡って、辺りを飛ぶように駆け巡る。

 しばらく休筆しておりました。 体調も一段落。 おまけに本業が忙しく、ついつい後回しにしていたら、もう一年も経ってしまったのですね。
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by usasho | 2009-05-06 23:48 | 身の回りの世界から
2008年 04月 12日

山笑い、川歌う春

 バタバタしている内にあっという間にもう(?)4月だって!
 別にボーとしていた訳じゃないんですよ! でもね、正月以来、写真以外の更新ができなかったので、改めてここに書き込んでいると、無性に気恥ずかしさがムクムクと膨らんでくるんです。
 先般アメリカの渡辺千賀さんが4月7日のサイトで“lower-stress bloggers”という話をされてましたよね! 私なぞはさぞかし脳天気な“lowest-stress bloggers”の最たるものでしょう! (*^_^*)! 本当に贅沢の極みです!(オイ、オイ!変な自慢をせずに、正直に“私の我儘で”と書けョ!←天の声)
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 それにしても、今年位、春がビシッと決まった年はなかったよね! 私のようなものぐさでもいそいそと夜櫻を見に出かけ、山里へと春を見付けに飛んで行ったんだから!
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 本当に普段見慣れた景色も、そこにただ花を添えるだけで、この世ならざる世界へと昇華してゆく。
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 山の上からも花が窓となって別の下界が向こうに見えてくる。
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 げに、山は花霞を得て笑い出し、
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 川は花を得て歌い始め、見渡す限り神が懸かり、神名備た世界がひととき降臨するが、花片が納めの舞を奉納し始めると、少しずつこの世が戻ってくる。
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 額の汗を拭いながら山道を登り、ふと足を止めて振り返った時、目の当たりに咲き誇る櫻主が刹那をおかず我が魂と融け合うのを覚えた! そして、今日のこの日に、生きてこの花と出会えたことへの言い知れぬ喜びと、そよ風の中をたゆたう花弁への言葉には成らない切なさとが、潮のごとくぶつかっては押し寄せ、引いてはまた押し寄せて、柔らかな春の日差しのもと、佇み尽くす私をただただ溺れさすのだ!
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『尋常小学読本唱歌』
春が来た (作詞 高野辰之 作曲 岡野貞一)
   一
     春が来た 春が来た どこに来た
     山に来た 里に来た 野にも来た
   二
     花が咲く 花が咲く どこに咲く
     山に咲く 里に咲く 野にも咲く  
   三
     鳥が鳴く 鳥が鳴く どこで鳴く
     山で鳴く 里で鳴く 野でも鳴く
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by usasho | 2008-04-12 23:23 | 身の回りの世界から
2007年 09月 07日

もう一人の住人

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 帰宅して、身支度を改め部屋のハンガーを取ろうとすると壁からなにやらゴソゴソと這い出てきた。 よく見ればいつものヤモリ君(?君かどうかは実は定かではなく、便宜上そう言っておく)だ。 また這入ってきたんだね! っと言って彼を表につまみ出した。 彼は別に何も悪いことはしないのだけれど、家族が誤って踏みつぶしては可哀想だからだ。 何故かこのヤモリ君は追い出しても追い出しても我が家に入り込んでくる。 ひょっとして我が家は掃除でも悪くて虫等が多いのだろうか?それとも彼が我が家を好いてくれているのだろうか?などとふと思ってしまうのだけれど、彼は何処からか分からないが僅かな隙間を通ってまたもや入り込み、知らない間に我が家の一員になっている。
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 ジッと眺めていると、愛嬌のある目をクリクリさせてジッとこちらを見ているのだけれど、なにせ、まだ子供で小さく、運動神経が大人ほどではないので下手をすると家族が慌てて踏みつぶしてしまいかねない。

 寝ようと思い、ふと窓の外を見ると、彼がガラス戸の向こうでしきりに虫を追っている。 部屋の中から彼をいろいろと撮影してみた。 足の裏の構造がそれとなく見え、よくあんなものでガラス戸の上を素早く移動できるものだと改めて感心する。 一生懸命に動き回る彼を見ていて、今、電気を消すと怒るだろうか?などとつまらぬ事を考えた。
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 それにしても見れば見るほど彼は愉快だ。 彼の尻尾の動きが、彼の微妙な気持ちを代弁しているように思え、虫を追っているその姿が実にいじらしいのだ! しかし、いつまでも彼と一緒に夜更かしをするわけにもゆかないので、ヤモリ君ごめんねと言いながらソッと電気を消して一目散に寝床へと逃げ去った。

【PS】 ちかごろあちこちの飼い猫(もちろん余計なことで、他所様の猫の話であるが)が結構太っているように思う。(正直言って、あれは猫ではない! 実に可哀想なくらい猫が猫をもてあましている!) それに比べれば、巷で見掛ける野良猫たちは概ねより一層痩せてゆき、骨皮さんになっていることが多いように見受ける。 何かがおかしいのではないか! これは絶対に猫の飼い主の方に何か問題があるのではなかるまいか!?!
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by usasho | 2007-09-07 23:40 | 身の回りの世界から
2007年 07月 11日

もしも猫に字が読めたなら…

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 出会いによって時々複雑な思いがする時がある。

 ご近所に猫好きな方が多いせいか、野良猫が辺りを闊歩している。 別に彼等が凶暴なわけでもなく、彼等によって何か不安が町中に蔓延しているわけでもない。
 ただ、彼等の生理的活動がどこの家でも眉をひそめさせているのである。 思わぬところに、思わぬ形で彼等の生活の痕跡が我々の日常を極めて不愉快なものにさせているのである。

 もとはといえば、古くから言われているように、彼等の誕生における人間のわがままさが何よりもの根源であると言ってしまうと、それまでなのだが、しかし、何処かの他人さんがしでかした無責任な不行跡が関係のない自分たちに及ぶ時、それを決して首肯することはできない。

 なぜならば彼等は、庭の一番大切にしている場所や愛車の横など全くお構いなく、実に強烈な自己存在の証をそこに留めようとしているのだからだ。 ましてや、それが、一部の人の一時の慰みによって与えられる食事によって助長されるとなれば、ただただもう腹に据えかねるのである。
 たまりかねた方が、ガレージ横のフェンスに張り紙を出した。 もっともなことだと思う。
 観ていると、わざわざ缶詰を持参してきたり、ペットフードを買ってきたりと、与えている御常連の方々はまことに優雅の極みではないか。 このような御常連の面々は己の行為の行く末をどのように考えておいでなのだろう! 本当に、そんなに彼等が不憫だと思うのならば、自分できちんと飼えばよいのに、と思う。

 かがんで張り紙を見ていると、勘違いした一匹の猫がやってきて、このおじさんは一体どんな食事を持ってきたのだろうか?と、フェンス越しに私を眺めているが、字が読めないこの猫をこちらから見ていると、なんともまた不憫でならない。 この猫の少し後ろには、彼の愛妻と生まれたばかりの家族が車の下からジッとこちらを窺っているのだった。

【SP】 一昨日からニイニイゼミが玉串川沿いに鳴き始めた。 もう夏なんだなあ、と立ち止まって昔なじみの初々しい声に思わず聞き入ってしまった。
 ニイニイゼミの声を聞いていてふと思い出したのだけれど、蝉の幼虫が地上へ上がってくる時、どういう訳かニイニイゼミの幼虫だけが泥だらけになって上がってくるのは一体何故なのだろうか?という小学生以来の疑問を思い出してしまった。 本当に不思議ですよね!
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by usasho | 2007-07-11 20:56 | 身の回りの世界から